セミナー&イベント

ACA2022
JAFCAでは、毎年優れたカラーデザインのモビリティを顕彰する制度 「オートカラーアウォード」を開催しております。
今年はハイブリッド開催となり、担当デザイナーによるプレゼンテーションは12月13日にライブ配信、ノミネートされた全車両は、12月14日にプラザ平成に展示をいたします。
今年のノミネート数は 11社13プレゼン。
ノミネート車両すべてをカラーデザイナーと併せてご紹介いたします。
AUTO COLOR AWARDS2022 ノミネートINDEX | |
メーカー名 | プレゼンテーションのテーマ名(車両名) |
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カワサキモータース(株) | 「引きつける色」と「引きたてる色」 (Z650RS) |
スズキ(株)四輪 | FOR ALL OF JAPAN ~ベーシックカーCMFの極意~ (アルト) |
スズキ(株)二輪 | リアルな非日常、憧れ体感CMF (GSX-S1000/GSX-S1000GT) |
(株)SUBARU | 人と自然に寄り添う、OUTBACKの継承と進化 (LEGACY OUTBACK Limited EX/LEGACY OUTBACK X-BREAK EX) |
ダイハツ工業(株) | CMFの力で“はたらく“をもっと楽しく、快適に! (ハイゼット トラック) |
トヨタ自動車(株) | Emotive life tool - 日常を彩り、愛着が湧くちょっといいモノ - (SIENTA) |
日産自動車(株) | The Z lies within the Z. “Tradition with Modern Technology” (Fairlady Z) |
REACH THE END OF THE HORIZON -新しいライフスタイルを広げるシックなEVアンバサダー (SAKURA) |
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(株)本田技術研究所 | 異彩解放 GLAMOROUS × ELEGANT (ZR-V) |
Silence & Intense (HAWK11) |
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マツダ(株) | ブランド深化の追求 “独創的アイディアと匠技が織りなす 新たな挑戦” (MAZDA CX-60/MAZDA6 20th ANNIVERSARY EDITION) |
三菱自動車工業(株) | KEI EV New Lifestyle- EFFORTLESS CHIC (ek X EV) |
ヤンマーホールディングス(株) | コーポレートカラーを活用したグローバルブランディング (ViO55) |
Auto Color Awards 2022
1.プレゼンテーション
2022年12月13日(火)13:00~18:00 Zoomによるライブ配信 ※ご視聴お申込
2.実車展示
2022年12月14日(水) 9:00~16:00 プラザ平成屋外展示
3.グランプリ発表・受賞者インタビュー
2022年12月14日(水)15:00~16:00
YouTubeによるライブ配信 https://youtu.be/MttWxILpRgw
歴代グランプリ
4.主催
一般社団法人日本流行色協会
カワサキモータース株式会社
|| テーマ
|| 車名
エクステリア | キャンディエメラルドグリーン/メタリックムーンダストグレー×エボニー |
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|| メッセージ
カワサキのレトロスポーツモデルのひとつであり、コンパクトで扱いやすく、
幅広いユーザー層へアプローチできるモデルでもあります。
モデル特性・スタイリングとしては、多くのユーザーに受け入れられる懐の深さがあるからこそ、
CMFデザインの力で個性を描き分け、印象もターゲットも大きく異なる2種類を設定しました。
キャンディエメラルドグリーンは、「引きつける色」。
メタリックムーンダストグレー×エボニーは、「引きたてる色」。
どちらを選ぶかで、異なるバイクライフが広がるかもしれません。その人ならではの彩りに満ちた人生の後押しになる。そんなCMF になれば嬉しいです。

ノーマル/プレーンな雰囲気とアドベンチャーらしい冒険心をくすぐる仕立てが両立されているところにハスクバーナの唯一無二性を感じました。
スズキ株式会社・四輪
|| テーマ
|| 車名
エクステリア | ソフトベージュメタリック ホワイト2トーンルーフ |
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インテリア | ブラック×ネイビーインテリア |
|| メッセージ
新型アルトはクルマを必要とするすべてのお客様、
すなわちALL JAPANのためのベーシックカーです。
「安い軽自動車」としてではなく「小さくて豊かなクルマ」として
お客様に喜んで選んでもらいたい。
そのためにできるCMF表現とは…?
新しい素材や華美な加飾を盛り込むわけではないけれど、
開発者の知恵と工夫を詰め込んだ、
噛めば噛むほど味が出るベーシックカーCMFのこだわりを
皆様にお伝えします!

パステルカラーやパールメタリックのグラデーションの球と木材の合わせがなんだか新しく素敵な佇まいでした。
スズキ株式会社・二輪
|| テーマ
|| 車名
エクステリア | グラスマットメカニカルグレー |
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エクステリア | リフレクティブブルーメタリック |
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|| メッセージ
バーチャルではない”リアルな感動”、非日常への”憧れ”。それらを実際に体験出来る、身体全体で自由を体感出来るのがモーターサイクルだと、私達SUZUKIは考えています。
GSX-S1000シリーズの魅力を最大限に引き出すCMFとして開発した新色 「MAT MECHANICAL GRAY」と「REFLECTIVE BLUE METALIC」の紹介をさせて頂きます。
スズキ株式会社
株式会社SUBARU
|| テーマ
|| 車名
エクステリア | ブリリアントブロンズ・メタリック |
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インテリア | タン |
エクステリア | オータムグリーン・メタリック |
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インテリア | ダークグレー |
|| メッセージ
クロスオーバーSUVの先駆けとしてOUTBACKが一貫して提供してきた価値、
それは自然に親しむお客様に寄り添い豊かな時間を共有できるパートナーとなることです。
1995年に誕生して以来OUTBACKは価値の継承と共に時代に合わせた進化を遂げてきました。
近年、お客様の自然に親しむライフスタイルは多様化しています。
今回の新型OUTBACKでは従来の価値を土台としながら幅広いニーズに応えるため、
CMFコーディネートにより、大きく2つの世界観を大胆に表現しました。
LIMITEDはアクティブで上質な、X‐BREAKはアクティブで精悍な
OUTBACK独自の内外装に仕上げました。
自然の中でアクティブに過ごすお客様に向けた
OUTBACKの継承と進化のCMFを紹介します。

商品企画本部デザイン部CMF課
車骨鉱(Bournonite)の鈍い光沢感と色みがお気に入りです。
一緒に工作、昆虫採集、里山散策など。
最近はカブト虫とサボテンを育てています。
ダイハツ工業株式会社
|| テーマ
|| 車名
https://www.daihatsu.co.jp/lineup/truck/
エクステリア |
アイスグリーン/ファイアークオーツレッドメタリック/オフビートカーキメタリック |
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インテリア | ブラック |
|| メッセージ
田んぼのあぜ道から下町の路地まで、ニッポン隅々を駆け巡る“仕事の相棒”として走り続けてきました。
近年では働くクルマの枠を超えて、お買い物などいつもの日常でも、たくさんのお客様にご愛用
いただいています。
これからも、日本を支えてくださっている方々にとって一番近い存在であるために
最も大切にしたのは「お客様の生の声」。
これからのハイゼットに求められていることにまっすぐ向き合って辿り着いた
〈 “はたらく”を快適にすることを考え抜いたインテリア 〉と〈 商用の枠組みを超えた
仕事と暮らしをもっと楽しく彩るボディカラー 〉に込めた想いをお伝えします!


商用車は特に実用性が重視されるため、机上で終わらせずに「自分の目で確かめて実証すること」を大切にしました。
トヨタ自動車株式会社
|| テーマ
|| 車名
https://toyota.jp/sienta/
エクステリア | アーバンカーキ |
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インテリア | カーキ |
エクステリア | スカーレットメタリック |
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インテリア | フロマージュ |
|| メッセージ
車にも新価値が今まで以上に求められる時代だからこそ、
トヨタ自動車は、お客様から『愛車』と呼ばれるようなクルマをもっと提供していきたいと考えています。
新型SIENTAは『Emotive life tool』をコンセプトに、
「これが欲しい。」と直感的に思えるモノへと拘りを深めることで
長く付き合える相棒のような存在となれるよう追及をしていきました。
多様化するお客様のライフスタイルに広く寄り添えるよう、
同じフォルムで、道具感覚と部屋感覚の2つの世界観を外内コーディネートで表現、
それぞれの暮らしに『日常を彩り、愛着が湧くちょっといいモノ』をお届けします。

『ちょっといいモノ』を提供するため、お客様に寄り添ったモノ造りをこだわり、素材や色を追求しました。
『ISHIZO』の商品を展示会でみて、自然が作り出したとは思えない色や模様に魅力を感じました。
その国の地形や歴史も垣間見れて面白いです。
作家さんが一つずつ作り上げる器の自然なグラデーションや、釉薬のぽてっと感が好きです。
よくお気に入り探しの旅に出かけます。
ツヤとパールの異素材と相反する色の絶妙な組み合わせに魅了されました。
日産自動車株式会社
|| テーマ
|| 車名
エクステリア | イカズチイエロー/スーパーブラック 2トーン |
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インテリア | ブラック |
|| メッセージ
先達たちのこだわりに想いを馳せながら、最新のテクノロジーと智慧を持ってして創り上げたイエローパールに私たちは、雷を顕す "イカズチイエロー" と名付けました。
心を射抜かれる力強さと美しさを雷鳴、雷光からインスピレーションを得た色彩表現としています。
発売記念として限定で登場した "Proto Spec" では、ボディカラーと同色のイエローパールを用いたブレーキキャリパー、ゴールドカラーを纏ったアロイホイールとともに、ブラック基調にイエローのアクセントをふんだんに用いたインテリアカラーをマリアージュ。
"イカズチイエロー" の魅力を更に昇華させたカラーコーディネーションとしています。
細部まで拘り抜いて創り上げました "イカズチイエロー" を皆様にご紹介出来ますことは大変光栄に存じます。
ご高覧戴けますと幸いに御座います。

歴代Fairlady Zのデザインを担当した先達たちへ想いを馳せることは、大変興味深い旅であったと共に、自分の力量を試される思いにもありました。
様々な前提や制約条件に対して、時には大胆な発想で相対した人々の智慧や手業を妄想することは大変刺激的にあります。
- COMME des GARCONSのコレクション:受け入れる事が出来るのか否かの葛藤を突き付けられる思いです。常に感性を研ぎ澄まして相対しています。
|| テーマ
|| 車名
エクステリア | ホワイトパール/チタニウムグレー 2トーン |
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インテリア | プレミアム |
|| メッセージ
今までにない新しいセグメントのEVとして、EVの垣根を低くしながらも、
既存の軽自動車とは異なるシックで先進的なスタイルを提案しました。
日産はこの小型EVにデザインランゲージである“タイムレスジャパニーズフューチャリズム”を用いました。
日本の伝統と最先端技術がSAKURAにどう反映されたのか、ARIYAとSAKURAはどう違うのか、
K-Carとしてどう再定義されたのかが着目ポイントになりました。
日本の四季をイメージした4色のエクステリアカラーは、
365日の日常を共にするクルマとして暮らしに溶け込むことを意味しています。
インテリアは“Effortless glamour”をベースに、
スマートな使い勝手と開放感を重視したシンプルな造形で構成し、色と素材を際立たせています。
ARIYAで見せたブルーグレー&カッパーのプレミアムコーディネートを継承しつつ、
よりライフスタイルに近づいた“リビングルームコンセプト”はユーザーに居心地の良さと華やかさを提供します。
ディテールのカラーマッチングもポイントです。
ソファをイメージしたエンボス加工のクッション生地は、IPカラーに合わせたブルー糸をミックスしています。
またEVらしさを感じることができるブルーグレーのユニークなシートベルトは機能だけでなくアクセサリーとしても機能し、
まるでルックスを揃えたセットアップのようにインテリアコーディネートの完成度を高めています。
ドアを開けるだけで、あなたのセンスが光るリビングルームが完成します。
この小さなクルマがEV時代を魅力的に前進させるのです。
ARIYAの兄弟プロジェクトとして、ARIYAのデザインエッセンスを別のアプローチで共有し、それをK-carセグメントで解釈するのは興味深いことでした。
さまざまな色域をカバーし、驚くべき可能性を示していることに驚かされます。
これは色と素材の進化であり、EV時代のモビリティ業界の未来志向へのヒントになると思います。
最近はUPサイクルファッションに興味があります。ある意味、環境保護だけでなく、既存の価値を維持し、創造性によって新しい可能性を切り拓いています。
- Apple Airpods Max Green : 現代人が求める深い快適さを備えた直感的で新鮮な色です。
株式会社本田技術研究所
|| テーマ
|| 車名
エクステリア | ノルディックフォレスト・パール |
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インテリア | マルーン |
|| メッセージ
感性を刺激する凛々しく類のない存在感や、心揺さぶる流麗で艶やかなプロポーションを引き立たせる、洗練された色気を感じるキャラクターカラーとして開発。
凛とそびえる木々、霧がかった空気、しっとり差しこむ木漏れ日、静謐な森林のイメージを落ち着きのあるグレイッシュティールで表現。
モダンなソリッド質感をもたせることで、タイムレスな美しさ、洗練されたナチュラルな印象を目指した。
インテリア:マルーン
グラマラスな色気に心が躍り、エレガントな美しさに心が充ちていく。
そんな素敵な時間をクルマと過ごしてもらいたいという思いを込めて、ZR-Vの世界観をCMFで表現。
カラー全体は新規開発のマルーン内装色を含め、落ち着きがありながら華やかなニュアンスも感じる色味で構成。
すべてを響き合わせて味わい深く、そして心地よく感じる工夫を随所に散りばめた。
高輝度ソフトマテリアルや、ふくよかな立体感・遊び心あるシートアクセントなど、遊び心や個性を刺激するアイテムを洗練された素材と細部にまでこだわった仕立てで表現し、上質で艶やかな空間を実現。
|| プレゼンタープロフィール
ビジュアルの楽しさはもちろんのこと、色設計/UIが作りこまれて、独自の世界観とプレーヤーへの配慮を両立するカラーデザインが面白いと思いました。フェスコラボなどでいろんな色のインクがデザインされるのも、ワクワクする。
今年は骨伝導トランシーバー内蔵のゴーグルを使うので、家族でおしゃべりしながら滑るのを楽しみにしています。
微生物と協力して、文字通り生きている色を生み出すテクノロジー。美しさ、面白さ、驚き、新たな色の可能性を感じます。
|| テーマ
|| 車名
エクステリア | パールホークスアイブルー |
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|| メッセージ
日曜の朝早く、まだ星の出ている薄暗い中を早駆けする
ひんやりとした山の空気
そこに至るまで聴いていた心地よいエンジン音
バイクを停めた静寂の時、周りの木々や空が美しくTANKに映り込むHAWK11
そんな情景をイメージし、毎日を一生懸命生きる方に向け、日常から解き放たれ「素の自分」を取り戻した時
傍らに静かに寄り添ってくれる存在はきっと、その人が力強く前に進むためのパワーと成ります
そんな存在を目指し、HAWK11のCMFを設計致しました
光があってこそ色も存在することを実感するため。
シンプルな形態でありながら、親が子に仕立ててあげた温かい気持ちや時代感がものすごいエネルギーとなって内包されているモノで最近改めて素敵だなと感じました。
パンでサンドしているのがフルーツサンドだと盲目的に思っていましたが、フルーツが外側にも有りキラキラ艶々している外観(色)に一瞬で心を奪われました。もはやケーキ。
マツダ株式会社
|| テーマ
|| 車名
https://www.mazda.co.jp/cars/cx-60/?car_id=cx-60
エクステリア | ロジウムホワイトプレミアムメタリック |
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インテリア | ピュアホワイト |
|| 車名
https://www.mazda.co.jp/cars/mazda6/
エクステリア | アーティザンレッドプレミアムメタリック |
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インテリア | タン |
|| メッセージ
一貫した思想 “カラーも造形の一部” の元、独創的なアプローチで、素材感やコーディネーションの美しさを追求し続けています。2022 年、我々は更なる高価格帯の Large 商品開発にチャレンジしており、今まで以上に上質な質感表現と新しい価値を感じて頂ける 2 つのカラーデザインを加え、マツダブランドの深化を訴求していきます。
【その 1:金属に拘った白、ホワイトパールとは一線を画す独創的な光を放つ “ロジウムホワイトプレミアムメタリック”】
匠塗第 3 弾の挑戦は、引き算の美から発想を得た白をベースにマツダ DNA 表現 “ピュアに光る金属の緻密で硬質な輝き表現” に拘り、業界の常識を覆すとも思えるアルミフレークのみを使用した独自開発に挑戦、量産実現しました。
【その 1 (IN.):自然の光を整えた豊かな空間 “ピュアホワイト プレミアムモダン”】
自然の光による美しい変化を通じて、落ち着きと心地よい緊張感を持っていただける空間を目指しました。木漏れ日のようなゆらぎのある織物や本杢をシンプルに調和して見せる、きめ細やかなしつらえを感じていただきたいです。
【その2: 匠塗カラー誕生から 10年、 ブランドの成熟を訴求する 赤 を創る “アーティザンレッドプレミアムメタリック 】
10年間の積み重ね技の集大成として、 「匠 職 人技で生み出される熟成されたワインのような赤」をイメージ。 濃厚な深
みと光の当たるハイライトの透明な赤味のコントラストの美しさが、より上級指向の大人の魅力を醸し出します。
【 その 2 (IN.):気品と大胆さを兼ね備えた 空間 タン プレミアムスポーツ 】
成熟した大人の心を昂らせる、
気品を感じる 華やかなラグジュアリースポーツの世界を表現しました。黒 と金属 で引き
締めた大胆な空間が、ボディカラーと相まって、より一層、 大人の所有欲をくすぐります。
【クルマを通じた新しいライフスタイルの提案が、マツダブランドの世界観を拡げます “マツダジャーニー”】
ライフスタイルの側面からも、カラー・素材を生かした商品展開で、お客様との輪を広げていければ幸いです。

MAZDA CX-60プレミアムモダンのデザインにあたり、華道家の方のワークショップに参加させていただきました。場を丁寧に整え、花と真摯に向き合われている姿勢に感銘を受け、日本人の行き届いた感性をクルマの空間で表現したいと思い、デザインへとつなげていきました。
ポップでゆるい色の組み合わせと種類の豊富さが、見ていてわくわくします。
ホイールロゴやシートバックのフック等、内外装アクセントカラーとしての使われ方が粋。カスタマーにとっての「嬉しい・愛着」ポイントが詰まっているなと感じました。

一貫した思想をベースに独創的なアイディアで新しい質感表現を追求すること。
そうした音響機器メーカーの匠エンジニアの音へのこだわり設計に共感するマニアックな世界にハマっている???

車と共にある豊かな生活シーンを描きデザインを行いました。
フードロス食材から生まれる色がとても鮮やかで美しいと思います。
昨今SDGsに配慮した製法も様々洗練られた技術がでてきて、どう使っていくかワクワクします。
先代の雰囲気とはガラリとキャラを変え使用シーンが見えるような生活に寄り添ったデザインをセンス良くまとめていて楽しい。
ボディーカラーの構成もキャラクターがあり面白いです。
三菱自動車工業株式会社
|| テーマ
|| 車名
エクステリア | ミストブルーパール×カッパーメタリック |
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インテリア | ライトグレー |
|| メッセージ
【エクステリア】(ミストブルーパール×カッパーメタリック)
スマートな日常に溶け込みながらも、ハッと目を引くアイコニックな2トーンカラー。
ミストブルーは、冬の早朝の空気のような、静かで凛としたイメージを目指し、クリーンで軽やかなEVに相応しいブルーを開発しました。
パールとブルーガラスの異なるきらめきが光を反射し、シックで洗練されたアクセントになっています。
また、2トーンルーフのカッパーアクセントをコーディネートすることで、EVとしての先進感を表現しました。
【インテリア】(ライトグレー合成皮革&ファブリック)
全体を明るいトーンで統一し、EVならではの先進性とクリーンな印象を強調しました。
上質なスムース合成皮革と手触りの良いエンボスファブリックの組み合わせに、エクステリアと同様のカッパーアクセントをステッチ色に採用。シックな印象と快適性を両立しています。
素材感の違いとディテールアクセントでメリハリを出し、三菱自動車らしい先進的な躍動感を表現しています。
こだわり:クールな先進感と温もりのバランス
ある都市で、代表的な建築をイエローに塗り替えたことで、都市全体の雰囲気がポジティブになり、犯罪率が下がり、住民が増えました。本でそのエピソードを知り、イエローの効果に疑問を持ちながらも、自身も日常生活で実践しました。少しずつお皿やキッチン用具をイエローのアイテムに入れ替えたことで、最近は料理を楽しむ機会が増え、今までずっと疎かになっていた食事に気を遣えるようになりました。
最近のマイブームはポップアートです。大人になると、なかなか高彩度のアイテムに手を出しにくくなります。しかし、ポップアートの展覧会へ行くと、ビビットカラーのアクセントは、意外と大人の遊び心としておしゃれだと気づきました。
レゴ(LEGO) アイコニック チューリップはアンディ・ウォーホルの名作「Flowers」を連想させるような配色で、一気に部屋の雰囲気を明るくしてくれました。やられました。
ヤンマーホールディングス(株)
|| テーマ
|| 車名
エクステリア | ヤンマープレミアムレッド |
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インテリア | ヤンマーネイビーグレー |
|| メッセージ
それまで、エンジン事業や農機、建機など、様々な事業を展開する弊社では事業間における連携やブランドシナジーが乏しく、ブランディングにおける大きな課題であった。
当時、取り組んだ最大のプロジェクトのひとつが、各事業横断のプロダクトデザイン統一である。とくに、プロダクトの外観色については事業間でバラバラであり、これを統一することを目指した。
グループすべてのプロダクトに反映させるには様々な課題があったが、ついに10年の年月をかけ、コーポレートブランドカラーのプロダクトへの適用が完了した。

結果として全社事業プロダクトへのコーポレートカラーの採用を達成し、ブランディングへの寄与ができたことを誇りに思います。
部品の交換や配線の工夫などオリジナルのカスタマイズを誰にも気づかれないところで楽しんでいます。