セミナー&イベント

ACA2018
今年のノミネート数は 15。ノミネート車両すべてをカラーデザイナーと併せてご紹介いたします。
Auto Color Awards 2018
1.一般審査委員実車審査 ※一般審査委員について
2018年12月7日(金)10:00-12:00 横浜美術館(横浜)
2.プレゼンテーション・一般審査委員投票
2018年12月7日(金)13:00-18:00 横浜美術館(横浜)
3.審査委員実車審査・投票
2018年12月8日(土)9:00-12:00 横浜美術館(横浜)
4.技術展示交流会
2018年12月8日(土)13:00-14:30 横浜美術館(横浜)
5.発表・表彰
2018年12月8日(土)15:00-16:00 横浜美術館(横浜)
6.主催
一般社団法人日本流行色協会 公益財団法人横浜市芸術文化振興財団
7.協賛
経済産業省、国土交通省、横浜市文化観光局、 日本商工会議所、東京商工会議所 公益社団法人日本インダストリアルデザイナー協会、一般社団法人日本インテリアファブリックス協会、公益財団法人日本デザイン振興会、一般社団法人日本自動車工業会、日本自動車輸入組合、一般社団法人日本テキスタイルデザイン協会、一般社団法人日本塗料工業会、一般社団法人 日本自動車販売協会連合会
川崎重工業(株)

|| テーマ
|| 車名
エクステリア | キャンディトーンブラウン×キャンディトーンオレンジ |
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|| メッセージ
Z1からZ2、ZEPHER カワサキを代表するバイクに連綿と受け継がれてきた「火の玉カラー」。
Z1の時代と現在の生産工程の違いの壁にぶつかりながらも、デザイナーや生産技術チームの強いこだわりで当時を知るユーザーにも満足をいただける仕上がりとなりました。
グラフィックによる段差の無い、美しく艶やかな面を持つフューエルタンクを是非実車でご覧ください。

美味しい珈琲探索。
ステンレスを酸化発色させたという虹の様なカラーリングが綺麗。
スズキ株式会社

|| テーマ
|| 車名
エクステリア | ①ジムニー キネティックイエロー ブラック2トーンルーフ ②ジムニーシエラ ジャングルグリーン |
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インテリア | ①ジムニー ブラックインテリア ②ジムニーシエラ ブラックインテリア |
|| メッセージ
世界最小の本格4輪駆動車として歴史を重ね、
20年ぶりのフルモデルチェンジを迎えたジムニー。
新型ジムニーに求められるカラーリングを追求し
導き出したテーマは
新開発した車体色、シートファブリック、
表面処理そのすべてに、機能・性能があります。

ジムニーらしさを色・質感で表現することにこだわり開発しました。
特にアークテリクスのシェルジャケットに見られるカーキやグレーのアースカラーは、絶妙な彩度感が洗練された印象で、普段着としても使いたくなる魅力を感じます。
石造りの有機的な外観が周りの環境(森林)に溶け込みながらも、強い存在感があり、とても興味深い建築物でした。

ジムニーの機能性をカラー&マテリアルで表現し、量産への造り込みにこだわりました。
そこでオーロラを360°カメラでおさめてきてくれたのですが、その色彩の深さに魅せられました。
太陽風のプラズマが酸素や窒素と組み合わさることにより個別の色彩を放つ・・これには我々のマテリアル開発業務にとって、まだまだ未知の表現があるのではないかと奮起させられます。
最近はこういった太古からある「変わらないもの」への魅力を強く感じます。商品ではありませんが。
|| テーマ
|| 車名
エクステリア | トリトンブルーメタリック |
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|| メッセージ
SUZUKIファクトリー・カラーの生い立ちと変遷、
現在のベースカラーである「トリトンブルー」の魅力についてご紹介します。
私達はMotoGPをアイコンに、Team SUZUKIの輪を拡げ、
ユーザーと共に成長してゆきたいと考えています。

株式会社SUBARU
|| テーマ
|| 車名
エクステリア | ①クールグレーカーキ ②ラグーンブルー・パール |
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インテリア | ①ブラック内装 ②ブルー内装 |
|| メッセージ
都会的で洗練されたデザインとSUBARUらしいSUVとしての走破性、世界トップクラスの安全性能を兼ね備えたクロスオーバーSUV
Color 1【エクステリア】クールグレーカーキ
・機能的で無垢な道具感を表現し都会にも自然にも溶け込むクールさを併せ持つXVの進化を象徴する先進性のある色 ・ソリッドカラーの艶が生み出すリフレクションによりボディの持つ躍動感と塊感を際立たせる表現とした
Color 1【インテリア】ブラック
・ワクワク感と愉しさを、ブラックの中に映えるオレンジアクセントで表現
Color 2【エクステリア】ラグーンブルー・パール
・更なる「先進感」のブルーとして、瑞々しく透明感あるブルーを表現 ・ラグーンブルー・パールは、光を透過する際の深み表現として干渉パールを使用
Color 2【インテリア】ブルー
・ブルーインテリアは、ハイブリッドモデル の為に作られた特別な新色 ・ダークブルーとグレーというハイコントラストの2トーンに鮮やかに光るブルーステッチが先進感と軽快さを表現

引き込まれそうな「ブルー」の色味に、ゴールドの組み合わせが秀逸です。
|| テーマ
|| 車名
エクステリア | ホライゾンブルー・パール |
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インテリア | ブラウン内装 |
|| メッセージ
コンセプト「世代を越えて元気で若々しく活動的で気持ちを駆り立てるクルマ」。
・都会からアウトドアシーンまで、幅広いお客様のニーズに応えるSUBARU FORESTERの5代目。
【エクステリア】
・ホライゾンブルー・パールは、大自然の地平線の色を再現した、明るくクリアでフレッシュな活動的なブルー。
・スバルのアクティブライフ層のお客様の嗜好にあったフォレスターのための専用色。
【インテリア】
・深みのあるブラウン革に黒革を組み合わせ、一格上の上質さを表現。
・タフで機能的な素材や仕立てで、アクティブシーンで快適に使えるコーディネート。

こだわりの部分としては、エクステリアでは、スバルのアクティブライフ層のお客様とマッチした自然界のブルー。インテリアでは、ブラウンという落ち着いた色をSUVらしく演出した点です。
グレーは、全ての色に調和しつつしっかりと存在感がある、まるで生きざまのような、一生向き合い続ける色だと感じます。
“よく働きよく遊ぶ“をモットーに、オンオフともに愉しんでいます。
“香水らしくない”ボトルの素材感が手に取りたくなりました。調香師やデザイナーの方のコメントを読んで、風景を香りに落とし込むこととCMFの結びつきが面白いと感じました。
ダイハツ工業(株)

|| テーマ
|| 車名
エクステリア | ①セラミックグリーンメタリック ②ジューシーピンクメタリック+デザインフィルムトップ(キャンパス地調/アイボリー) ③サニーデイブルーメタリック |
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インテリア | ウォーム&ナチュラル |
|| メッセージ
『自分にちょうど良い、欲しいと思うクルマが見つからない!』という声を聞くようになりました。
お客様一人ひとりに最適な商品をお届けしたい!という想いを持つダイハツとして、この声にお応えしないといけないと考えました。
わたしたちが、今の若い女性たちの感覚をどうとらえて
どんなことをお届けしたいと考え、色・素材を開発したのか?
プレゼンテーションで、その想いを聞いて頂きたいと思っています。

こだわった点)お客様のライフスタイルに、自然にスッと溶け込む色、素材つくり
(インドネシア マンデリンばっかり飲んでいます)
トヨタ自動車(株)
|| テーマ
|| 車名
エクステリア | コイアイ |
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インテリア | クロコハク |
|| メッセージ
おもてなしの心を込めた空間

「わっ!」となるような新しい場所を見つけるのが好きです。
●最近、「この色はやられた!」と思った商品があったら教えて下さい。
BANG & OLUFSENから出るプロダクトにはいつもハッとさせられます。機能性だけではなく、 インテリアとしても欲しくなるようなデザイン性・形とリンクした細かなCMFの使い方が勉強になります。
|| テーマ
|| 車名
エクステリア | ストラクチュラルブルー |
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インテリア | ブルーモーメント |
|| メッセージ
『未知の青い世界へ』
青く輝くモルフォ蝶は実は青くありません。
自然界の神秘が生み出した青く光り輝く秘密を
最新テクノロジーで創造したエクステリアカラー。
不可能を可能にした二律双生と唯一無二の“STRUCTURAL BLUE”
光が織り成す一瞬の青を体現したインテリアカラー。
夜明け前や夜の闇が訪れる前のわずかな瞬間に現れる
光の減少を閉じ込めた特別な“BLUE MOMENT”
光をテーマとした内外コーディネートが共鳴し生まれる
『未知の青い世界』へと誘います。

特にand wonderという元ISSEI MIYAKEのデザイナーが手掛けるアウトドアウェアが
機能と意匠を高次元で兼ね備えていて今ハマっています。
日産自動車(株)
|| テーマ
|| 車名


エクステリア | オーテックブルー(カスピアンブルー) |
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インテリア | ブラック(オーテック専用インテリア) |
|| 車名

エクステリア | オーテックブルー(オーロラフレアブルーパール) |
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インテリア | ブラック(オーテック専用インテリア) |
|| 車名

エクステリア | オーテックブルー(カスピアンブルー) |
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インテリア | ブラック(オーテック専用インテリア) |
|| メッセージ
エクステリアカラーは、夕刻の赤い空が映りこみ陰影がはっきりと映し出される海をモチーフにデザインをしたディープブルーです。そして、クルマそのものが湘南の風景に映えるように、ダーククロームのドットグリルと輝度の高いシルバーのアクセントをコーディネートしています。
インテリアカラーは、夜の湘南の海が月光に照らされるイメージをモチーフにデザインしたブルーアクセントコーディネーションです。そして、ドライバーオリエンテッドなプレミアム空間をつくるために、高品質素材を活かしたブラックインテリアの中に「AUTECH BLUE」のアクセントを手にふれるところにコーディネートしています。

新生ブランド「AUTECH」を確立するためのブランドカラーをデザインしています。ブランドを継続的に進化させていくことが可能なカラーデザインに拘って開発をしました。
このお酒をパッケージに格納すると、質感が変化するようにも見える、つまり本物の鯉に見える錯覚のデザインが好きです。パッケージから瓶に落ちる影の色まで計算しているデザインがやられたと感じました。
ホンダ

N-VAN
|| テーマ
|| 車名
エクステリア | ガーデングリーン・メタリック |
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インテリア | ブラック |
|| メッセージ
軽バンと乗用車のCMFデザインに「差」ってあるの?
人とクルマの関係をとことんみつめて、作り上げたCMF
■INT
ユーザーの使い勝手から導き出したCMFデザイン
積む・運ぶに拘った、気持ちよく使い倒せるインテリア
■EXT
人(STYLE)を主軸に考えたエクステリアカラー
様々なSTYLEやシーンに自然となじみ、幅広いユーザーに
体験価値を提供できるナチュラルカラー

ホンダ 二輪

Super Cub C125
|| テーマ
|| 車名
エクステリア | パールニルタバブルー |
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|| メッセージ
「スーパーカブデザイン=普遍性」という価値観をCMFで妥協することなく表現しました。
オリジナルスーパーカブC100を連想させる色と色の組み合わせでありつつ、モダンでClassyに見せることに尽力しました。

また赤のシートを使い、運転時の乗車姿勢を優雅にみせている。
個人的にオシャレが好きで、また古いものを集めるのも好きです。
その形状、製造に使われた素材、色使いなど魅了され、これら古いものは年期がたつことでより価値が増すと感じている。
そういう観点で、スーパーカブを愛する人々の記憶に残る色にしたかったのです。
最近ハマってることはスニーカーとサイクリング。

Super Cub 50/110
|| テーマ
|| 車名
エクステリア | マグナレッド |
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|| メッセージ
「YOU MEET THE NICEST PEOPLE ON A HONDA(素晴らしい人々、Hondaに乗る)」をキャッチコピーとしたナイセスト・キャンペーンは日常に密着した「誰にでも乗れる」手軽な乗り物としてモーターサイクルの新しい価値を築きました。
そんなフレンドリーで楽しいナイセストカラーをCub好きの開発者が思いを込めて提案しました。


世界観をデザインモデルによる具現化・量産化
こだわりはスーパーカブ・カスタマイズモデルの提案
パールカラーではあるものの、ソリッド風ビンテージカラーで2トーンカラーのホワイトとのマッチングが自然で新鮮だった。
カドの無い、力が抜けた自然な感じが良い。
クルマ好きだとハマってしまうバーチャルゲームです。最近は特にリバリーエディターでオリジナルカラーを作ってレースを楽しんでいます。
ニュルブルクリンクで勝ったビデオクリップの収集を惰性でやっています。
最近ではありませんが、欧州車に設定のある明るいブラウン系のメタリックで、C3は特にポップで楽しいイメージが伝わってくる。
また、2トーンカラーも独自のキャラクターがあって大変新鮮です。
三菱自動車工業(株)

エクリプスクロス
|| テーマ
|| 車名
エクステリア | レッドダイヤモンド |
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インテリア | ブラックインテリア(ファブリックシート) |
|| メッセージ
私達は2015年以降、三菱らしさを追及したプレミアムベーシックカラーを戦略的に継続投入することに挑戦しています。
その第一弾として、コーポレートカラーでもありユーザー人気の高いレッドを深化させた『レッドダイヤモンド』への挑戦は、ものづくりへの強い情熱と現場との深い信頼関係によって成し遂げる事が出来ました。
目指したのはエネルギッシュな躍動感を持った濁りの無いピュアな発色。
パフォーマンス性を強調したスポーティなブラック内装とのコントラストでより一層赤く輝いています。
透過層の重なりで構成される深みと鮮やかさを併せ持つ三菱の新しい赤の輝きをぜひご覧下さい!

エクリプスクロスのダイナミックで彫刻的なデザインを引き立てる、強いリフレクションを持つ鮮やかな車体色『レッドダイヤモンド』
狙いの意匠を追求すべく試作を重ね、納得のいく色に仕上げました。
その熱い思いをエンジニアと共有し、幾度の技術課題にも諦めず社内一丸となって量産化を成し遂げました。
趣味 :お茶(茶道部)、アフリカンダンス(踊るのも見るのも好き)
奈良美智の色使い・明暗や空気感が見ていて飽きない。
|| テーマ
|| 車名
エクステリア | ブロンズメタリック |
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インテリア | ブラックインテリア(レザーシート) |
|| メッセージ
SUVでは定番のブラウンの次世代カラーとして、三菱SUVのもつダイナミックさはそのままに、時代性を取り入れたエレガンスで成熟した大人ブラウンを開発しました。
華やかさに加えて、ダイナミックなフォルムとスタイリッシュなクーペスタイルがより際立つよう、高輝度でハイクオリティなブラウンに作り込んでいます。
また、あらゆるシーンでマッチし、環境によってドラマチックに変化する表情にこだわりました。
ドライビングに集中できる力強いインテリアは、シルバーフレームを用いたダイナミックなデザインを活かしたブラックインテリアで、本革シートを用いてタイトな空間に仕上げています。
華やかなブラウンとスポーティーなブラックインテリアとの対比で、思わず走りたくなるような躍動感を掻き立てて頂きたい。そんな想いを込めた1台です。
スポーティーなレッドダイヤモンドとは、一味違うエクリプスクロスをぜひご覧下さい。

コンセプチュアルで色と質感が面白いので毎シーズンチェックしています。
道具をどれだけミニマムにできるかを考えながらパッキングするのが好きです。
漆黒の釉の中に輝く光彩の美しさと吸い込まれる深みには、やられたと思いました。
ヤマハ発動機(株)
https://www.yamaha-motor.co.jp/mc/lineup/sr400/40th/index.html
SR400
https://www.yamaha-motor.co.jp/mc/lineup/sr400/index.html
|| テーマ
|| 車名
エクステリア | SR400 40th Anniversary Edition: ベリーダークオレンジメタリック 1 SR400: ①ヤマハブラック ②グレーイッシュブルーメタリック 4 |
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|| メッセージ
40周年を迎えるこのSR400の開発においては、“らしさ”がしっかり定着したモデルだからこそ、
“超えたい!”という強い思いがデザイナーとエンジニアのアンサンブルを生み出し、Over the Classic をテーマに、新しい “3つのらしさ” として結実しました。
その中でも、最もヤマハらしさを体現している象徴的な挑戦をご紹介します。

このモデルの培ってきた40年という輝かしく長い歴史を継承していくには、ただ継続していくだけでは不十分です。受け継ぐために「変えていくこと、超えていくこと、問いかけていくこと」を念頭に、革新的な継承を目指しました。
19世紀イングランド製ステンドグラスの鑑賞、収集。

伝統と先端技術のバランスを意識し、それらを構成する各アイテムについて、お客様にお届けする「価値」を最大限に高めるべく細部にこそこだわり、技術・製造部門一体となって取り組みました。
行った先々で目にする自然の色彩に魅了されています。先日出会った”彩雲”も素晴らしかったです。
本体部分の海や空を感じさせるブルーグラデーションと、真鍮でできた上手の弦が絶妙なマッチングで、伝統的な造形とモダンな色・素材の組合せに、伝統を継承するための心意気を感じました。