色のコラム

2021.12.10
 

2022年の色は、
「明るい希望を描く、光満ちるコーラル」


一般社団法人 日本流行色協会(JAFCA、所在地:東京都千代田区、理事長:三雲英一)は、毎年、「今年の色、来年の色」として、それぞれの年を象徴する色を発表しております。
この度今年(2021年)と来年(2022年)の色を発表いたします。
今年(2021年)の色については、協会のホームページから一般の方に色を投票していただき決定しました。来年(2022年)の色は、当協会が選定した色ですが、単に流行する色という意味ではなく、2022年のムードを象徴するさまざまなキーワードを包含した、その年の「テーマカラー」と言えるものです。

■2022年の色

<色名> ジョリーコーラル Jolly Coral
マンセル値 : 10R8.7/11.6 
系統色名:ビビッド・イエロイッシュ・ピンク
(*蛍光色のため数字は参考値です)


[カラーの選定理由]

新型コロナウィルスの感染拡大をうけ、制限される暮らしが続きました。いつ解放されるか分からない不安、変わっていく生活‥。 それでも私たちは日々の暮らしを諦めるわけにはいかず、この不自由な状況になんとか適応しようとしてきました。
しかし、振り返ってよく考えてみれば、差別、格差、資源の無駄遣いなど、人にも地球にも優しいとは言えなかった「元通り」の暮らしに戻りたいでしょうか。
コロナで強制的に時間を与えられ、改めて自身をみつめたり、身の回りを整理したり、生き物としての命のありようを認識する機会が訪れました。これからの生き方を考えて生活を変えた人もいたのではないでしょうか。

Key words
前に進む力 / 鮮やかな世界 / 楽しみの再確認 / 瞬発力


2022年に向けて、日本流行色協会では光満ちるコーラル(コーラルオレンジ)を選びました。蛍光みを帯びた軽く鮮やかなコーラルは、2020年、2021年と暗く長いトンネルを歩いてきた私たちを導き、心身を労わってくれるかのようです。2021年はゼロから始めるタイミングの年として、「ゼロホワイト」を提案しました。その真っ白なキャンバスに初めに描く色は、明るく楽しく、希望に心躍る色。オレンジは一般的にポジティブなイメージを抱きやすく、また、コミュニケーションや、興奮、活動をイメージしやすいと言われています。やや赤みを帯び、優しく発光するようなコーラルオレンジは、前に進む力を与えてくれるかのようです。長く沈み停滞していた心にふわっと光が差すような鮮やかで軽い色、疲れた心身にビタミンと喜びをチャージしてくれる色として、ジョリーコーラルを選定しました。


 

*カラー選定/「今年の色、来年の色」選定グループ
 (小森美穂子〈JAFCA専門委員〉+ JAFCA)


※マンセル値=マンセル・カラーシステムによる色の数値表現。マンセル・カラーシステムは、色を数値的に表すための表色系のひとつで、色を色相・明度・彩度の3つの属性で表現しています。

※なお、ジョリーコーラルは蛍光色のため、再現された色は正確でないことをご留意下さい。
 

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