流行色情報センター JAFCA



2010年春夏メンズウェアカラー

カラーテーマ

Summer Pastoral サマー・パストラル-夏の牧歌

今季のインターカラーのトレンドの基調である「静」のイメージと「色を白くする方向」、そして静に属する「エコロジカル」なイメージを重視して、「夏の牧歌」のテーマ名を採用。

カラーグループの特徴

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縦列左から順に

(1) モーニング・ミスト morning mist 朝霧

朝霧のように淡く爽やかな明るいニュートラルカラーのグループ。ホワイト、オフホワイト、ライトグレー、色みのあるカラードニュートラルで構成。

(2)ドリフトウッド driftwood  流木

トレンド上、継続重視されるナチュラルなアースカラーのグループ。

(3)トロピカル・フラワー tropical flower 常夏の花
メンズのアクセントカラーのグループ。ジャングルに咲く花をイメージにしたグリーン系、ブルー系とピンク系中心に構成。

2010年春夏メンズウェアカラーのポイント

(1)トップトレンドは色を「白くする」「晒していく」方向を重視したホワイトとオフホワイト系 →グループ(1)
(2)ナチュラルイメージのアースカラーは継続重視。 → グループ(2) 
(3)アクセントカラー の色相はブルー、グリーン、ピンク系を重視。 →グループ(3)


■2010年春夏インターカラーの特徴

(1)2007年春夏シーズンにトレンドが「静」から「動」へ転換。2009年春夏シーズンはトレンドの上ではトレンド転換後の「動」の流れのピークを反映。前季2009年秋冬カラーからトレンドは再び「静」の方向へ。
(2) 今季2010年春夏カラーも「静」の方向が基調ながら、対照的な「動」のイメージも併存。
(3)色使いのメイントレンドは「静」の方向になる、強い色を「弱くする」「薄める」「明るくする」ことで、「白=ホワイト」に近づくことと、色を「白くする=ホワイトニング」すること。
(4)色と素材感が結ぶ付いた効果として、水や空気などの流動体や、光の干渉効果などに見られる「触れない=immaterial」素材が持つ色の効果に注目。

●カラーグループの特徴
5つのカラーグループは1.と2.が「静」を4.と5.が「動」のイメージを表現 3.は「静」と「動」の間を揺れ動くイメージを表現。色を白くしていく方向の色は2.と3.のグループに含まれる。

1. 現実(reality)、自然な(natural)、触れる素材(material)
 ブラウン系のアースカラーのグループで「触れる(material)」素材のイメージを表現。
2.ゆっくり(slow)、減らす(less)、普通の(normality)
 クールカラーと色みの少ないニュートラルカラーで構成。
3.技巧的な(artifice)、ハイテク (techno)、触れない素材(immaterial)
 揺れ動く、触れない(immaterial)イメージを淡いニュートラルカラー中心に表現。
4.夢(dream)、高価な物(preciousness)
 甘いパステルカラーのグループ。
5.動的な(dynamic)、余剰な(super)
 ブライトやビビッドトーンの強い色のグループ。

 
*インターカラー
 インターカラー(国際流行色委員会)は、世界でも唯一の国際間におけるトレンドカラーの選定機構であり、実シーズンの約2年前という時期に当該シーズンに向けたトレンドカラーが選定されており、その後に世界の各機関から発表されるトレンドカラーのトレンドセッターとしての役割を果たしている。インターカラー決定色は男女共通のユニセックスカラーとして選定されており、JAFCAのレディスウェアカラー、メンズウェアカラーもインターカラー決定色を参考にしながら選定されている。インターカラーでは例年6月に春夏カラー、12月に秋冬カラーの選定会議が開催されている。本年09年12月には1963年のインターカラー創設以来、初めて日本で2011年秋冬に向けての選定会議が開催される予定になっている。09年10月現在インターカラー加盟国は下記の14ヵ国である。ブラジル、中国、イギリス、フィンランド、フランス、ドイツ、ハンガリー、イタリア、日本、韓国、ポルトガル、スイス、タイ、トルコ(英名音順)。