流行色情報センター JAFCA



2007-2008年JAFCAリビングカラー

カラーテーマ

Passion(パッション)

個人差はあるものの、私たちの美意識は、住む国の自然環境と文化に大きな影響を受けている。桜の花のはかなさ、余白の美、ワビサビ等日本人のもつ感受性は、欧米人がいくら憧れても、なかなか体得できない感覚である。一方で、ワビサビの対極にあるアニメ文化も日本文化のひとつとして諸外国での人気も加熱している。欧米人にとっては、「ワビサビ」も「アニメ」も同じ「クール(かっこいい)」なのである。
2007-2008年向けの JAFCA リビングカラー では、こうした「はかなさ」「ワビサビ」など五感を大切にする日本人の美意識に着目し、カラーを選定した。特に「潔さ」を感じさせるメリハリのあるカラーの提案になっている。テーマ名は「パッション(情熱)」。人を振り向かせるような情熱のあるデザインを、という意図から選定したものだが、今回のパッションは、高い精神性を持って、いらないものをばっさりと切り捨てる「内に秘めた、静かに燃えるパッション」である。

カラーの特徴

07-08Living.gifこのカラーは、市場の色彩動向を勘案して、今後注目したい色表現を提案したものである。昨今高級集合住宅で好まれているダークブラウンとホワイトとのメリハリの効いた空間は引き続き重要である。併せて、全体に白っぽい空間が注目されている点にも留意してカラーを選定した。カラーパレットに配した色は、面積に大小をつけた。生活空間で、ベースになる色として注目したい色は、一番大きな面積で示した。1、2、7である。特に1と7のブラックとホワイトは新たなトレンドとして特に注目したい。木質材、インテリアファブリクスでも人気となったダークブラウンに変わり、質感豊かなブラックとホワイトが市場に新鮮さを提供することになるだろう。中明度のグレー系は中くらいの面積にした。ブラック同様、表面の手触り、温度感等、皮膚感覚を刺激する何らかの施策を施して活用したい。強いピンク4とブルー6は、アクセントカラーとして注目したい高彩度色の中から代表として選んだ。3の「弁柄色」も、アクセントカラーとして、あくまで軽やかでモダンな味付けでデザインしたい。なお、今回のカラーパレットの素材は、ピンクとブルーを除いて、和紙を使用している。

リビングカラーの最新情報を知りたい方は、次回JAFCAカラートレンド・セミナーへご参加ください。