オートカラーアウォード2012各賞決定!!
この度12月14日に文化学園大学(東京渋谷区)にて自動車のカラーデザインコンテスト「オートカラーアウォード2012」の審査会が行われ、各賞が決定いたしましたので、お知らせいたします。
なお、今回より家電などプロダクツメーカーのデザイナーにより選ばれる賞が新設されています。
【授与される賞】
1.グランプリ (総合的に最も優れたカラーデザインに贈られる)
2.ファッションカラー賞(時代の価値観やライフスタイルを先鋭に表現した優れたカラーデザインに贈られる)
3.オートカラーデザイナーズセレクション(自動車のデザイナーによって選ばれる、3部門)〈エクステリア部門/インテリア部門/企画部門〉※技術賞は今回よりなくなりました。
4.プロダクツCMFデザイナーズセレクション(家電などプロダクツメーカーのデザイナーにより選ばれる)
5.文化学園大学セレクション (審査会場の文化学園大学の学生の代表が選出)
グランプリ
日産自動車株式会社「スカイライン クロスオーバー」
(カラー名)セラミックブルー(M)〈#FAH〉(エクステリア)/ブラウン(P)(インテリア)
カラーデザイン担当 木村 聡(きむら さとし)氏

上・受賞車とカラー担当の木村氏
【メーカーのアピールポイント】
おとなの女性が日々の生活をエレガントに演じるツールとして、セレブリティ&ラグジュアリーをイメージに響きあう華やかなコーディネートに仕上げている。光輝く、気品のあるライトブルー。青磁をモチーフに透明感と清楚で気品のあるイメージをモダンにアレンジした。
【発表会での審査委員長のコメント】
スカイラインクロスオーバーのブルーは、他のメタリックブルー、ハイブリッド車にも多かったエコなブルーと違って冷たい感じではなく、青磁をテーマに、ほっとする、ぬくもりのあるような色合いで、カラー表現として新しさが感じられた。
また、クロスオーバーはスポーティで男性的な力強いカラー設定が多かったが、このカラーによって全く違ってみえたという点を評価した。
ファッションカラー賞
トヨタ自動車株式会社「ヴィッツ」
(カラー名)チェリーパールクリスタルシャイン(エクステリア)/トリュフ(インテリア)
カラーデザイン担当 大槻香奈(おおつき かな)氏

上・受賞車とカラー担当の大槻氏
【メーカーのアピールポイント】
「甘いだけじゃない、おとな女子だからこそ身につけられる色にしたい」という想いから、ピンクのもつ「明快な愛らしさ」に、マジェンタの「コクと深み」をプラスすることでミステリアスな雰囲気を演出。内装はビターショコラのフレイバーを彷彿とさせるトリュフ色。
【発表会での審査委員長のコメント】
審査会では震災後の価値観について議論がかわされ、何かふっきれた、元気さ、思いっきりのよさのある色がよいのではないかという話になった。いくつか候補があがり、その中でヴィッツが相応しいということでファッションカラー賞に選ばれた。
オートカラーデザイナーズセレクション
自動車メーカーの代表により、得点制で決定している。
[エクステリア部門賞]
トヨタ自動車株式会社「レクサス CT200h」
(カラー名)ファイアーアゲートマイカメタリック(エクステリア)/アイボリー(インテリア)
カラーデザイン担当 岡本桃子(おかもと ももこ)氏


上・受賞車とカラー担当の岡本氏
【メーカーのアピールポイント】 プレミアム感、存在感を表現する色として、宝石メノウの中でも希少種といわれる「ファイアーアゲート」をモチーフに開発。多くの方に愛される上品なブラウンに虹色に輝く光輝材を併用、色気をもったプレミアムカラーを目指し、見る角度によってきらきら輝く、繊細な光の表現を実現させた。
[インテリア部門賞]
富士重工業株式会社「レガシィ アウトバック2.5i Eye Sight EX Edition」
(カラー名)ブリリアントブラウンパール(エクステリア)/アイボリー(インテリア)
カラーデザイン担当 相賀博志(あいが ひろし)氏/斧山真弓(おのやま まゆみ)氏


上・受賞車とカラー担当の斧山氏(左)と相賀氏
【メーカーのアピールポイント】
都会的なイメージのレガシィアウトバックに、本来SUVが持つアウトド志向の「ナチュラル」をデザインテーマに開発。"SUBARU×BEAMS"のコラボから生まれたアースカラーイメージのカラーコーディネート。外装は艶やかな輝きのあるブラウン、内装はナチュラルなアイボリーを基調にブラウンと深みのあるオリーブのアクセント。
[企画部門賞(艶女香奈〈アデジョかな?〉賞)]
【W受賞】 トヨタ自動車株式会社「ヴィッツ」 (カラー名)チェリーパールクリスタルシャイン(エクステリア)/トリュフ(インテリア)
カラーデザイン担当 大槻香奈(おおつき かな)氏
【審査委員代表 日産自動車株式会社牧野氏のコメント】
企画部門賞にはその都度別に名前がつけられる。今回は、「艶女香奈?(アデジョかな?)賞」。これは艶やかで色気のある女性(艶女)へまだ成長中の女の子のイメージで、艶女、かな?と疑問符を入れ、カラーデザインを担当した大槻さんの名前である香奈とひっかけて名付けられた。
[新設]プロダクツCMFデザイナーズセレクション
家電などプロダクツメーカーのデザイナーにより選ばれる。
トヨタ自動車株式会社「レクサス CT200h」
(カラー名)フレアイエローマイカメタリック(エクステリア)/ブラック(インテリア)
カラーデザイン担当 岡本桃子(おかもと ももこ)氏


上・受賞車とカラー担当の岡本氏
【メーカーのアピールポイント】
フレアとは太陽の光輪のこと。光り輝く太陽をモチーフに先進的でエネルギッシュなカラーを開発。イエロー系塗料では通常難しいといわれる「発色性」の良さにチャレンジし、実現した。補色のブラックベースのインテリアにより、内と外で強い色、質感のコントラストを生み出し、レクサスのブランド概念である二律双生を表現している。
【審査委員代表 パナソニック株式会社前田氏のコメント】
商品コンセプト、デザインコンセプトから外観まで、ブレがなく、レクサスの考え方を貫いている。通常難しいといわれるイエロー系の発色の追求に、CMF表現のイノベーションを感じた。また「太陽の光輪」というコンセプトに宇宙や未来感が感じられ、次世代のレクサスに相応しいと思われた。
※「プロダクツCMFデザイナーズセレクション」審査にご協力いただいた方々(五十音順・敬称略)
カシオ計算機株式会社 菱山浩昭/シャープ株式会社 加藤昌子/ソニー株式会社 小椋肇/日本サムスン株式会社 内田美佐子/パナソニック株式会社 前田昌克/富士通デザイン株式会社 深谷正子/ 詳細はこちらをごらんください。
文化学園大学セレクション
【W受賞】日産自動車株式会社「スカイライン クロスオーバー」
(カラー名)セラミックブルー(M)〈#FAH〉(エクステリア)/ブラウン(P)(インテリア)
カラーデザイン担当 木村 聡(きむら さとし)氏
【文化学園大学生徒代表のコメント】
ぱっとみて、「キレイな色!」と単純に思える色。男性が乗るとセクシーに、また女性が乗るとかっこいいというイメージで男女ともに合うカラーだと思った。
オートカラーアウォード2012の概要はこちらをごらんください。
今回エントリーされた22のカラーはこちらをごらんください。