第95回カラーデザイン塾 成功するプロダクトカラーのプランニングとは
講 師
小倉 ひろみ(おぐら ひろみ)
株)スタジオPI-PA代表取締役/プロダクトCMFプランナー
成功するプロダクトカラーのプランニングとは
「C=カラー、M=マテリアル(素材)、F=フィニッシュ(仕上げ)」のハンドリングを中心に

プロダクトデザイナーには色を苦手と思う人が意外に多いと聞きます。立体のデザインは、造形といえども理論的嗜好が優先されるため、色を後まわしにしがちだからです。
しかし、近年市場の商品には質感をともなった表現があたりまえになっており、カラー単独ではなく、「C=カラー」「M=マテリアル(素材)」「F=フィニッシュ(仕上げ)」を総合した「CMF」のプランニングを考えることが重要になっています。 また、経済の仕組みがドラスティックに変換している今、プロダクトの色彩戦略はその重要性を増して来ており、もはや苦手ですませている状況ではなくなって来ています。
講師は、そうしたプロダクトのカラーデザインに携わる方のために、JAFCAで発行している雑誌「流行色」において、2008年冬号から4回にわたり「プロダクトのためのCMFプランニング講座」を連載し、読者の方からも好評をいただきました。
今回は、この連載でお伝えしたことを中心に、「CMF」のハンドリング方法、「売れる色・質感」のつくり方などについて、具体例をあげながらわかりやすく解説したいと思っております。
講師プロフィール
1982年 東京芸術大学卒業。 NECデザイン、在ミラノのCDM社を経て帰国後スタジオピーパ設立。工業製品から景観まで、色彩の調査・企画・量産の色再現等、トータルで戦略的な色彩デザイン/コンサルティングを行う。青山学院大学、多摩美術大学、金沢美術工芸大学 各非常勤講師