一般社団法人日本流行色協会 JAFCA



Harajuku Kawaii Experience by 6%DOKIDOKI

 2010年8月7日(土)、Harajuku "Kawaii" Experienceと題した6%DOKIDOKI(通称:ロクパー)の2010年ワールドツアーのスタートを記念したイベントが開催されました。
 イベントは3部構成で、「トークショー」、「原宿ファッションウォーク」、「パリガールの1日店員」というそれぞれ独立したものですが、原宿を舞台に丸1日楽しめる内容となっていました。

i_01.jpg<トークショー>
 最初のトークショーでは、6%DOKIDOKIのディレクターでありヴィジュアルプロデューサー╱アーティストの増田セバスチャン氏によるロクパーの歴史と「Kawaii」についての日本と世界のニュアンスの違いなどのお話し、パリから来たロクパー・ファンのPrinces Puddingさん、NAFRA YOUさんへのインタビューなどがありました。

ロクパーの歴史 --

 6%DOKIDOKIはセバス氏が24歳の時に始めたお店で、今年で15周年を迎えます。当初はファションのお店ではなく雑貨屋だったそうです。15年前というと、原宿のホコ天がまだ路上ライブなどで賑わっていた頃、街にはさまざまなファッションの人たちで溢れていました。
 ロクパーでは主にアメリカやメキシコで買い付けてきたオモチャなどを売っていたそうなのですが、それを頭に付け出す人などが現れ(おそらくちょうどこの頃現れたデコラなどでしょう)、またお客さんからの要望で徐々にオリジナル商品や服なども作り始めたそうです。
 それ以来、ストリートから発生したものを消化して新しいファッションを作り上げるお店として、6%DOKIDOKIは消費者と共にずっと歩み続けています。

「Kawaii」について --

 i-_03.jpg6%DOKIDOKIでは、昨年度よりワールドツアーを行っていますが、好評につき、今年も東京を皮切りにロンドン、パリ、L.A.、サンフランシスコを回るとのことです。
 セバス氏は、ワールドツアーでの現地の反応から、世界中で起きている原宿の"Kawaii"人気は、過去のヒッピーやパンクのムーブメントに近い現象なのではないかと指摘しています。
 世界の"Kawaii"はcuteだけでなくcoolも含んでいて、cool & cuteが=Kawaiiということのようです。日本人が「カワイイ」と思っているものとは多少異なります。ですから、ポップなものだけではなく、ゴスロリやパンクなど少し過激で怖そうなものまでがKawaiiの範疇なのでしょう。
「キモカワ」という言葉がありましたが、それに近いニュアンスでしょうか。

Princes Puddingさん、NAFRA YOUさんへのインタビュー --

i_02.jpg
●フランスではKawaiiをどういう印象で捉えていますか?
☆Kawaiiはフランスでも使われていますが、ファッションのことだけではなく、ライフスタイルやカルチャーに対して使われています。

●フランスで開催されているJAPAN EXPOはコスプレイベントですが、フランスではコスプレと特殊系ファッションの違いは把握しているのでしょうか?
アメリカでは同様のイベントで、和太鼓もコスプレも特殊系ファッションもいっしょくたにされているようですが・・・。
☆コスプレとの違いは分かっています。中でもロクパーのスタイルは一番人気がありますよ

●フランスでもこういったファッションは多いのでしょうか?
☆イベントやパーティーでは多いですが、普段もやっている人はあまりいません。(ちなみに二人はこのまま出かけるそうです)

●二人はどうしてこのスタイルに行き着いたのですか?
☆若い頃からプリンセスの格好が好きで、しだいにこうなりました。

●実際の原宿のイメージは?
☆原宿はファッションの街、ロクパーのイメージが強いです。前回のワールドツアーでロクパーが初めてフランスに来て、初めて本物のKawaiiが分かりました。フランスの女の子たちもそれを目指しているのではないでしょうか。
しかし、以前より原宿っぽい人は減っている印象です。

i_14.jpg最後にセバス氏は二人のファッションについて指摘。
 お二人はロクパーや原宿スタイルを取り入れていますが、その取り入れ方はヨーロッパ的で、少しフェティッシュっぽい要素が入っている印象を受けます。
日本から発信されたKawaiiは、すでに世界中に広がり、それぞれの文化などと組み合わさり進化しているのではないでしょうか。
 海外で原宿の案内や写真を見た人たちが実際に日本へ来たとき、原宿にそういった人がいっぱいいなくてはガッカリすることでしょう。そんなことのないよう、みんなで原宿を盛り上げましょう、とセバス氏は結んでいます。


<原宿ファッションウォーク>
(画像提供:6%DOKIDOKI 撮影:田村雄介)

w_02.jpg 「原宿復活」をテーマに、ジャンルを問わずさまざまなファッションスタイルで同時多発的にストリート・ファッションショーをやろう!という試み。

 ロクパーガールを中心に旧GAP前をスタートした一行は、URA-HARA地区を回ったあと、途中参加の人や報道陣を巻き込みながらどんどん人数を増やし、大行列となって表参道をウォーキング。最後は終点の神宮橋までたどり着き記念撮影。

 これには90年代の原宿のホコ天の雰囲気を再現するという目的もありましたが、あちらこちらで噂を聞きつけた人たちが行列を捜すために走り回っていたり、カメラマンたちが必死で追いかけていたり・・・原宿中の人たちがただならぬ雰囲気を味わったことでしょう。
少なくともこの間約1時間は、あの頃の原宿が蘇っていたように思えました。
一番下のバナーをクリックすると「原宿ウォーク」の様子がご覧いただけます。


<Princess Pudding & Nafra Youショップガール>

s_01.jpg
 パリから来た2人が6%DOKIDOKIのショップガールとなり店頭に立つというもの。
 スタート時お店の中は大混乱となり、二人は応対するどころではありませんでしたが、入場制限をするなどしてしだいに落ち着くと、知っている日本語と身振り手振りを交えながら見事にショップガールをこなしていました。

 「原宿再生は今しかない、もう最後のタイミングかもしれない」と、セバス氏もトークショーの途中で語られていましたが、世界中の目が原宿に集まっている今こそ、原宿のKawaiiが世界的な社会現象となり得る千載一遇のチャンスかもしれません。
日本経済蘇生への道もここから始まることを願い、みんなでKawaiiを盛り上げて行きたいですね。

☆6%DOKIDOKI web site
<日本語>
http://www.dokidoki6.com/
<英語版>
http://www.facebook.com/6dokidoki

☆6%DOKIDOKI WORLD TOUR 2010
http://www.dokidoki6.com/world2010/

原宿ファッションウォークのスライドショーは下のバナーをクリック
(画像表示後しばらくすると右上にNEXTボタンが現れます)

(画像提供:6%DOKIDOKI 撮影:田村雄介)








コメントする


※本欄は広告欄であり、広告の内容に関する一切の責任は広告主に帰属し、当協会が推奨するものではありません。