色のコラム

2016.12.27
2017年を象徴する色は
「リーディングレッド」 !

~未来を開くパワーを象徴する鮮やかなレッド~




一般社団法人日本流行色協会(JAFCA、所在地:東京都千代田区、理事長:工藤幸四郎)は、1953年設立以来、あらゆる商品分野に向けた先行き市場向けのカラー情報を選定、提案を行っている団体です。
60数年にわたる調査・研究活動の中で、流行する色はその時々の時代や社会、人々の意識と関連が深いことが分かってきています。
その経験を生かし、先般2016年11月16日に2016年と2017年を象徴する色を選定し、発表させていただきました。ここでは改めて
2017年の色について説明したいと思います。
色は、中心となるメインカラー1色に、
組み合わせるアソートカラー5色で構成されています。
これらの色は、特定の分野に向けたものではなく、来年のムードを象徴するさまざまなキーワードを包含した、「テーマカラー」と言えるものです。


■2017年の色

色名:リーディングレッド Leading Red

マンセル値:4R4.25/14(ビビッドレッド)

●選定の背景

2016年は、本当に重要なことは何かということに気付いた人たちによる行動が目立ち始めた年でした。今後、このような動きはさらに増えて、新しい時代の扉が開かれて行きそうです。
2017年の色として選定したリーディングレッドは、大胆ですっきりとした色、その名のとおり未来を開く力を秘めた色です。
その選定理由として以下3つのキーワードをあげたいと思います。

【決断、エネルギー】
既成概念にとらわれず本質を見極めようとする人たちが、具体的な活動を始めています。このような動きがやがて大きなエネルギーとなって、私たちが目指す新しい時代が切り開かれるかもしれません。リーディングレッドは、決断を促す色、現状を変えて行こうとする強いエネルギー、リーダーシップを表す色です

【人間らしさ】
21世紀に入って、ロボティクス、バイオサイエンス等々、技術革新が急速に進展しています。それらは果たして私たちに本当の幸せをもたらすものなのでしょうか?ロボット技術の進展は、私たちに改めて「ヒューマニティ=人間らしさ」を考えさせる機会になっています。赤は私たちの身体を流れる血の色でもあります。この色は私たちが生命を持った生き物であることを想い出させてくれます。



【日本】
日本文化への関心が高まり、海外からの観光客が増えています。国旗の日の丸をはじめ、漆の赤、神社仏閣に見られる赤など、古来より、赤は日本の文化に根付いた色です。日本のことを「和」と呼ぶように、私たちは「和」を貴ぶ民族でもあります。赤は融和の象徴でもあると言える色です。

アソートカラー(組み合わせる色)5色


リーディングレッド同様、アソートカラーも主張のはっきりとした色が選ばれています。色みの濃いパープルやグリーン、漆黒、それらをやわらげる優しいピンク、アクセントとなる未来的なシルバーで、メリハリのある組み合わせになっています。
また日の丸のレッド、さくらのピンク、雅なパープルというように、日本の伝統を感じさせる色でもあります。


※マンセル値=マンセル・カラーシステムによる色の数値表現。マンセル・カラーシステムは、色を数値的に表すための表色系のひとつで、色を色相・明度・彩度の3つの属性で表現しています。


「リーディングレッド」やアソートカラーを是非活用ください。

活用された場合JAFCAまでご連絡いただけましたら、幸いです。


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