色のコラム

2014. 07. 31

JCCクリエイターが語る雑貨の世界 今田レポート⑭
今田 正義 イマダプランニング 代表




|| 『北欧雑貨』 と 『フアストファッション雑貨について』①

 このところ 急速に拡大しつつある 『北欧雑貨』 と 『フアスト ファッション雑貨』について、私見を書いてみます。

 

7月8日の読売新聞・朝刊に 
「『百貨店 生活提案で独自色』、、、ブランドや分野にこだわらず、雑貨や趣味性の高い商品を並べる「生活提案型」の売り場が特徴だ。流行のショップや高級ブランド頼りだった集客手法を改革し、百貨店の独自色をアピールするのが狙いだ。」
「そごう・西武」「三越」「プランタン銀座」「大丸・松坂屋」 などの店名を紹介しています。 

 

『北欧雑貨の陶磁器』 はシンプルなデザインで、分厚く、絵柄が単純、素朴な事が日本の「民芸」と共通する感性とイメージがあり、受けています。

古来、わが国には「茶道」によって、日本らしさの特徴である陶器(粘土を素地にした焼き物)が日本的な美の基準の一つに成っています。

これは世界中の陶磁器に例が有りません。素焼きの土器とは全く異なる器です。

英国のバーナード・リーチ(18871979)作に陶器が有り、これは柳宗悦・河合らと民芸運動の推進者の浜田庄司(18941978)の影響により、陶器・土物を作りました。

 

陶器は磁器(陶石を粉砕して素地にします)に比べて、分厚く、重く、絵柄は地味で、落ち着いた点が北欧食器に共通するため、日本人の趣味趣向に合っているのです。

 

イッタラ(iittala)の白地のカップと皿

 単純で、気取りの無いカップはコーヒー用としても使えるし、カップにスープを、皿はサラダを盛ってもしゃれています。絵柄が無いので使いやすく、分厚く、破損しにくいのも普段用に簡便です。

ダンスク(DANSK) 径・26,3cmn 皿

 

日本の染付(そめつけ)と同じような青い色調の絵柄は太い筆で、線や、円、樹葉、草花を描いた食器です。

皿の縁取りの青い単純な線が中の白く広い平面をよく引き立て、数人用の盛り合わせにも、一人用の食事にも使える便利な形状です。 和風皿のように中の見込み部分がくぼみ状にカーブしていないので、使い易い皿です。                                           


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