東京のストリート・ファッションの最前線になるかもしれない局地ブーム型スタイルをテーマごとに分けご紹介します。

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    撮影データ

    撮影日:2008年 8月19日(火) 13:30-17:00 撮影場所:渋谷109前
    撮影日:2008年 9月 6日(土) 13:00-17:00 撮影場所:国立代々木競技場「東京ガールズコレクション」会場


    アイテムの主な色

    ゴールド


    ワンポイント メモ「白ギャル・ファッション」

     日本で「ギャル」という言葉が知られるようになったのは、1972年に発売された女性用ジーンズ「Gals」からだと言われています。
     その後、1978年9月に創刊された雑誌「ギャルズライフ」や、1979年に沢田研二が唄い大ヒットした曲「OH!ギャル」などの影響で一般にも広まり、80年代には誰でも使う言葉として定着していました。
     その当時は別に特定のスタイルを指していたわけではなく、ただ「若くてカワイイ女性」を表す表現の1つとして使われていたように思います。実際、「ピチピチギャル」(今や死語)なんて言葉を知っている40代以上の人も多いのではないでしょうか?
     80年代ごろになると、「ギャル」という言葉は、その頃流行していた最先端ファッションを身に纏った「若く活発で派手な女性」に対し使われるようになり、85年頃のお嬢様ブームや87年に全盛期を迎えるボディコン・ブームの真っただ中にいた人たちがギャルと言われていました。
     
     現在のギャルたちの祖先はこの80年代バブル期のギャルたちではありません。その後、渋谷に出現したコギャルたちです。それは音楽の趣味や消費・行動パターンなどの違いからも明らかです。
     コギャルたちはサーファー系、クラブ系、B系と呼ばれるファッションを好み、R&Bやヒップホップ、ダンス系、レゲエ、またはそれ系統のJポップを聞いていることが多く、クラブやカラオケBOXで遊び、安くてカワイイものを買います。
     ジュリアナ世代が、モード系やインポート系ファッションを好み、ユーロビートやテクノを聞いて、ディスコで遊び、高級ブランドに身を包んでいたのとは対照的です。

     「コギャル」の登場以来、「ギャル・ファッション」は日焼け肌や派手メイク、茶髪、ミニ丈のボトムなど共通の特徴があり、ある意味コスプレ化していました。
     ところが、元祖コギャル達が社会人となりはじめた2000年代あたりから、少し落ち着いたフェミニン・スタイルへと転身する人が増え、それらの人たちを「お姉系」と呼ぶようになりました。
     それを見たもっと若い世代のギャルの一部は、「お姉系」のファッションを取り入れ、日焼けをせず、むしろ白肌を強調するようなスタイルになってきたのです。
     この「白ギャル」たちは、ファッション・スタイル的には通常の日焼けギャルとアイテムに大きな違いはありませんが、白肌を生かした色使いやコーディネイト、最近ではメイクも小悪魔ageha風のデカ目メイクにする人も急増しています。また、それを受けて近年ファッション雑誌でもVanila Girl、Honey Girlといった白肌系の雑誌が増えているようです
     次世代ギャルへの先駆者として、この「白ギャル」は今後も注目されるところです。


    This coverage staff : Director "HINE", Photographer"AYA", Assistant "Hisa-yon,Foomin"